便秘にもいろいろな種類があります。
もちろん急に始まった便秘や便が細くなったといった症状は大腸癌などで腸が細くなった状態（器質的便秘）を疑わなければなりません。
ただ便秘に悩む皆さんの中には子供のころや、人によっては気付いた時からとずいぶん昔から症状があった人も少なくないと思います。
専門的なガイドラインでは下に示すような症状を認める方を慢性便秘症としています。
当てはまる方も多いんじゃないでしょうか。

慢性便秘症にも患っている病気や飲んでいる薬など原因は様々です。
その人それぞれに適した便秘の治療があります。その方法を一緒に相談できればと思っています。
また中でも気を付けなければいけない症状、アラームサインというのがあります。
それは排便時出血，50歳以上からの症状，大腸癌の家族歴，急激な体重減少です。
当院ではこう言ったサインを見逃さないよう、無料のチェックシートも作成し対応しています。
希望の方は事務や看護師に「便秘のチェックシートがほしい」と気軽にお声掛けください。